県民のつどい 600人が参加~結婚差別、差別語問題から学ぶ~
『第9回部落解放・人権確立をめざす県民のつどい』が11月21日、山口県健康づくりセンターで開催された。県内の行政・企業・宗教者・各種団体・市民など600人が参加した。『県民のつどい』では、結婚差別の現実、人権学習の重要性、「差別語」から考える人権・部落問題についての学習を深めた。
開会にあたり、実行委員会を代表して藤本謙吾・解放同盟山口県連委員長が挨拶し、山口県史や柳井市教育委員会の差別語掲載事件など県内の差別事件について触れ、「部落差別解消推進法」の具体化に向けた取り組みが呼びかけられた。
来賓挨拶では、山口県人権対策室の松田一宏室長、山口市の伊藤和博副市長から祝辞が述べられた。
講演①では(公財)反差別・人権研究所みえの本江優子さんより、「部落差別をなくすために、わたしにできること」と題した講演がおこなわれた。
講演②では大阪市立大学・関西学院大学非常勤講師の谷元昭信さんより、「差別語・賤称語から考える人権・部落問題」と題した講演がおこなわれた。