宇部市が「パートナシップ制度」導入決定~LGBT差別解消に向けて~
宇部市が「パートナシップ宣誓制度」を今年度中に導入する。
11月2日の宇部市人権施策推進審議会において「宇部市パートナーシップの宣誓の取扱いに関する要綱(案)」が審議され承認された。
今後、12月にパブリックコメント募集、翌年1月に同審議会に報告、市民への周知・啓発を経て、年度内のパートナーシップ宣誓制度を導入する予定である。
◆パートナーシップ宣誓制度とは?
夫婦に準じる共同生活を送っている性的少数者のカップルが、自治体の首長に対し、双方が互いのパートナーであることを宣誓することで、これを公に認めるもの。
宇部市が宣誓書を受領したことを認める受領証とカードを交付(オンラインでも宣誓が可能)。
◆何が変わるの?
パートナーシップ宣誓制度の導入により期待されるサービスとして、公的なものでは、市営住宅の入居など、民間では病院での面会、携帯電話の家族割引、生命保険金の受け取り、職場でのパートナシップ(夫婦関係)の証明などがある。