山陽小野田市、防府市、周南市、下関市と政策懇談会を実施
2019年度「部落解放・人権政策懇談会」を、7月19日山陽小野田市・防府市、31日周南市、8月28日下関市とおこなった。懇談会では「部落差別解消推進法」の具体化、同和教育・啓発の充実、職員研修、隣保館活動の充実、ヘイトスピーチやLGBT差別解消などについて回答を求めた。
【LGBT差別解消】防府市は2018年5月の市長・市議選挙から、期日前投票宣誓書の性別欄を廃止。2019年4月の県議会議員選挙から、投票所入場券の「性別」という表記を「区分」に改め男性を1、女性を2と表示するよう変更。
周南市は昨年度、庁内の全公的書類などへの性別欄の配慮についての調査を実施し、全課に不必要な性別欄を見直すよう通達を出し取り組んでいることが報告された。実際にトランスジェンダーの当事者などの声から行政が配慮に向けた動きにつながっている。教育現場での取り組みも求めた。