島根で西中国同和教育交流会~水害と部落問題との闘い~
第42回西中国同和教育交流会が島根県邑智南町の口羽公民館で、10月31日、11月1日に開催され、
人権・同和教育に取り組む山口県、広島県、島根県の教職員や運動関係者ら30名が参加し、学習と交流を深めた。
初日は、まず同和地区のフィールドワークがおこなわれた。
フィールドワークでは、実際に水害に苦しめられてきた地区の人たちの実態や、
同和対策事業で建設した堤防、仕事保障の取り組みなどを学んだ。
その後、部落解放同盟島根県連合会の浅原寛巳・執行委員長より、
「差別の実態に学び、人として生きる」と題した講演がおこなわれた。
講演では、浅原委員長の生い立ちと支部結成、同和対策事業、同和教育の取り組みについて、具体的な体験談を通して語られた。
二日目は、山口県同教、広島県同教、島根県石西高同研からのレポート報告がおこなわれた。