C社岩国センター 第1回確認会 ~上司が部落差別、暴力を容認・助長する発言~
C社岩国センターにおける差別事件の確認会を4月13日、山口市内にあるC社本社でおこなった。
確認会には、C社本社の理事長、常務理事、専務理事をはじめ岩国センター長など8名が出席、解放同盟山口県連からは藤本委員長をはじめ県連執行委員ら10人が出席した。
確認会では、職場での引き継ぎ中に上司が、
①部落出身の従業員に対する差別発言(Aは部落出身者等)、
②暴力を容認・助長する発言(Aを「殴っても蹴ってもいい」)、
③報告を受けながらも問題を放置していた所属長の対応などについての事実確認をおこなった。
C社は、Xリーダーの部落差別発言、Yリーダーの暴力を容認・助長する発言、センター長の差別事件への初期対応の問題点などについて、基本的な事実関係を認め、謝罪した。
C社の理事長からは「二度とこのような問題を起こしたくない」とした上で、事件の事実関係、背景と要因を分析し、同和問題・人権問題の解決に向けて全力で取り組んでいく決意が語られた。