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人権啓発研究集会 現地実行委員会を結成 来年1月の山口大会の成功へ

 来年1月に山口市で開催する第29回人権啓発研究集会の第1回現地実行委員会が、1月29日、山口県労福協会館において開催された。

現地実行委員会には、部落解放・人権研究所をはじめ、解放同盟山口県連、連合山口、山口県平和運動フォーラム、山口同宗連、山口県同教ら関係者ら20名が出席した。

第1回現地実行委員会の開催にあたり、研究所の谷川雅彦所長が挨拶し「人権啓発研究集会の開催が、今後の山口県内の反差別のネットワークの広がりと、解放運動の前進につながる大会になるために全力で応援したい」と述べた。

次に、基本日程等が確認され、全体会は2015年1月22日(木)午後、分科会は23日(金)午前・午後の2日間の日程で開催される。

全体会場は山口県スポーツ文化センター・アリーナ、分科会は山口市内を中心におこなわれる。参加費は4月からの消費増税にともない六千円となった。

現地実行委員会の実行委員長には山口同宗連の鳴瀬道生議長が選出された。

鳴瀬現地実行委員長は就任挨拶で「私は高校教員の時に教え子が就職差別を受けて、それをきっかけに本気で同和教育に取り組むようになった。ちょうど同和対策審議会答申が出された年だった。来年は同対審答申50年を迎える節目の年、山口同宗連をはじめ、実行委員会のみなさんの協力で、山口大会の成功に向けて全力で取り組んでいこう」と呼びかけた。