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日本キリスト教団 西中国教区 宇部で現地研修

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日本キリスト教団西中国教区の部落解放現場研修会が、9月4~5日の2日間、宇部市の宇部緑橋教会、厚南隣保館で開催され、広島、島根、山口から40名が参加し学習と交流を深めた。

初日は、宇部緑橋教会にて開催され「山口県の部落問題の現状」について、部落解放同盟山口県連の川口泰司書記次長より、ここ数年の県内各地で起きている差別事件、萩市結婚相談所問題、戸籍の不正取得事件、登録型本人通知制度導入に向けた動きなどが報告された。

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二日目は、宇部市隣保館厚南会館にて開催された。はじめに、「山口県の部落解放史」と題して、山口県同教の高林公男委員長より、日本初の女性の腑分け、幕末の被差別部落の人の活躍、田村定一のなど宇部を中心にした部落解放史が語られた。

続いて、解放同盟宇部支部の松村元幸支部長より、上中野地区の実態や部落差別の現状や課題が報告され、その後、地区内のフィールドワークを行った。