『入門 山口の部落解放志』(山口県人権啓発センター編、解放出版社)が発刊されました!
山口県人権啓発センターより『入門 山口の部落解放志』(解放出版社)が発刊されました。これまでの山口県での部落史研究をもとにした入門書。前半「山口の部落解放小史」は江戸時代から現代までの通史として、後半は山口県の部落解放に関わった人物にスポットをあて、職場や地域、学校などでの部落問題学習として学べる一冊です。
「部落差別解消推進法」施行から5年。教育・啓発において、地元の教材がないことが大きな課題でした。学校現場で部落問題を教えようとする先生が部落問題を学んでいない現実があります。教科書だけなく、具体的な地域の歴史から部落解放への道筋を学ぶことが大事です。ぜひ、多くの方に読んでいただければ幸いです。
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前近代(近世)
「医術を支えた部落の医者」
「栗山考案と『穢子』-日本最初の女性の腑分け」
「吉田松陰と部落問題」
「幕府軍と闘った被差別民軍団」
近代編
「部落改善運動のはじまり」
「山口県水平社の結成」
「融和運動の取り組み」
現代編
「戦後の部落解放運動」
「最近の状況」